【脳の片隅】

9夢を生きる

月日は流れ、 年を重ねるごとに、 己の無力さを痛感し、 今いる環境や生活に慣れ甘え日々流され続ける。時には常識人として、 時には責任感から、 そして時にはそこそこに恵まれた生活を守る為に、 それが「大人であることの証」であるような仮面を被り もう…

8これは新たな観光地になるだろう。

『河南の墳墓「曹操の墓」と断定…遺骨を確認・副葬品の数々も』 27日付中国新聞社電によると、河南省政府で文化財の保護・管理を行う部署の省文物局は同日、安陽市安陽県の安豊郷西高穴村の「曹操高陵」を、三国時代に活躍した曹操(155−220年)の墓と断定し…

7森繁さんが語った言葉たち。

「映画は半分ボケてやることですね。」「芸なんか見せちゃいけないんだ。」「(人間)だれでも役者ですね。それは間違いじゃない。」「一日のうちで話している内容の90パーセントは嘘です。その中をかいくぐっている訳ですね。」「全部役者になれると言いた…

6へんかするもの、しないもの。

サルガドの写真の存在のように、 「世界の悲しみ」を肴に、安酒を飲んだあの頃。時が経ち、世界に背を向け己のことしか考えなくなった今。帰宅途中にふと夜空を見上げると、今宵も輝き続けるオリオン座に笑われている気がする。

5身体にしみ込んだ記憶

鉛筆を使うと、謙虚な気持ちになる。 何故だろう。

4初物は殺人鬼の餌食だった。

「自分が無惨に殺された」 そんな夢を生まれてはじめて見た。必死に逃げるも逃げ切れず、 最終的に殺人鬼の悪意の餌食となってしまった。 映画のようには行かず、 逃げ道も断たれ、持てるすべての力を出し切ったにも関わらず、 私は救われることはなかった・…

3深夜に出会う「文学」の臭い

白洲次郎 藤原義江 役所広司 北野武 原田芳雄・・・昔も今も「目標となる」素敵な中年男性というものがいる。 その生き様に敬服し憧れ、残した業績に背筋を伸ばし謙虚に励み 彼らの思想や発言に多く習うことが多い。 これらの人々は、まさに心の師と呼べる大…

2ある社会的落伍者の社会貢献

ランボー、ヴェルレーヌ、中原中也、宮沢賢治、金子みすず・・・ この世界には詩人という人種がいる。周りの人々が、生きる為・食うために必死に労働をしている中、 彼らは誰に頼まれる訳でもなく、 身の回りにあるもの・世界・感情を言葉を用いて再表現する…

1その時、彼らは何を考えていたのだろう・・・

ドイツ南西部にあるホーレ・フェルス洞窟の遺跡から、約3万5000年前の後期旧石器時代の人類がマンモスの牙で作った「世界最古のビーナス像」を発掘したと、ドイツ・テュービンゲン大のニコラス・コナード教授が14日付の英科学誌ネイチャーに発表した…