「映画は半分ボケてやることですね。」
「芸なんか見せちゃいけないんだ。」
「(人間)だれでも役者ですね。それは間違いじゃない。」
「一日のうちで話している内容の90パーセントは嘘です。その中をかいくぐっている訳ですね。」
「全部役者になれると言いたいけれども、全部役者になれる訳じゃない。」
〜NHK1988年「芸を語る 森繁久彌 俳優の道」より〜
映画、そして役者の道を志す者にとって、とても深く、重く、
色あせず輝きを放つ言葉ばかりである。
今更ではありますが、
役者一筋に生き大往生なさった偉大なる先人・森繁久彌さんの
ご冥福を心よりお祈りいたします。
ありがとうございました。