104『ポワゾン(ORIGINAL SIN)』(アメリカ/2001)


【スタッフ】
脚本・監督:マイケル・クリストファー『 ボディ・ショット』
原作:ウィリアム・アイリッシュ『暗闇のワルツ』
撮影:ロドリゴ・プリエト『バベル』
音楽:テレンス・ブランチャード『25時』

【キャスト】
ルイス:アントニオ・バンデラス『 マスク・オブ・ゾロ』
ジュリア:アンジェリーナ・ジョリーチェンジリング
サラ:ジョーン・プリングル『リインカーネーションの恐怖』
オーガスタ:アリソン・マッキー『地底人アンダーテイカー』
ダウンズ:トーマス・ジェーン『クリスティーナの好きなコト』

【感想】(ネタばれを含みます)
目がいい。
アントニオ・バンデラスの作品を久しぶりに観賞したが、
彼の存在感は、唯一無二であることを再認識した。

『デスぺラード』や『MASK』などのアクションモノが
代表作であることに変わりはないが、
本作のようなドラマでもその演技力は充分に評価されてしかりだと思う。

例えば妻に預金を奪われ逃げられ失意のうちに酒を飲むシーン。
絶望の淵にいながらも「それでも彼女を愛している」ことを感じさせる彼の表情、
時に「目」がいい。

いい俳優である。

【総評】☆18STARS☆ (各項目5点満点で計30点)
脚本★★
演出★★
役者★★★★
撮影★★★
美術★★★
音楽★★★★

「やっぱり映画が好きです。」