100『ハムナプトラ/失われた砂漠の都(The Mummy)』(アメリカ・1999)


【スタッフ】
脚本・監督:スティーヴン・ソマーズヴァン・ヘルシング
撮影:エイドリアン・ビドル『テルマ&ルイーズ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス『L.A.コンフィデンシャル』

【キャスト】
リック:ブレンダン・フレイザー『クラッシュ』
エヴリン:レイチェル・ワイズナイロビの蜂
イムホテップ:アーノルド・ヴォスルー『ブラッド・ダイヤモンド
ジョナサン:ジョン・ハナーフォー・ウェディング


【感想】(ネタばれを含みます)

いわゆる「大作」。
砂漠、洞窟、カイロ市内などなど・・・
いろんなロケーションで撮影している為、素直に「絵」が楽しめる。
しかし、どのシーンもあと一歩ダイナミックさに欠けるのが残念。
例えば、砂漠での銃撃戦のシーン。
砂煙を巻き上げながら大勢で突撃してくる「騎馬小銃部隊」
を迎え撃つ外人部隊という映画的には最高のシチュエーション。
しかしクローズアップ、早いパンショットなどが少ないため、
いまいち迫力に欠ける。
多くのシーンの撮影の為、一つ一つの場面をじっくり狙っていくことが出来なかったのだろう。

話自体はいたって普通。
CGを駆使して現代のインディージョーンズ路線を正しく踏襲しているという感じである。


【総評】☆18STARS☆ (各項目5点満点で計30点)
脚本★★
演出★★★
役者★★
撮影★★★
美術★★★★
音楽★★★★

「それでもやっぱり映画が好きです。」