97『アナコンダ(ANACONDA)』(アメリカ/1997)
【スタッフ】
監督:ルイス・ロッサ『スペシャリスト 』
脚本: ハンス・バウアー『消えた天使』
撮影:ベン・セレシン『トランスフォーマー/リベンジ』
音楽:ランディ・エデルマン『ラスト・オブ・モヒカン』
【キャスト】
ジェニファー・ロペス『ザ・セル 』
アイス・キューブ『ゴースト・オブ・マーズ』
ジョン・ヴォイト『帰郷』
エリック・ストルツ『パルプ・フィクション』
オーウェン・ウィルソン『アンソニーのハッピー・モーテル』
【感想】(ネタばれを含みます)
ジャケットの通り、巨大蛇がアマゾンで撮影していた一行を襲う、という話。
「じゃあ、どれだけ凄い蛇が出てくるのか?」
と期待するのだが、案の定・・・
せめて「見えない動物に追われる恐怖」を演出するには、
前半20分位の所で、この蛇を見せるのはやめてほしかった。
それと蛇目線?らしきカメラワークも、もう少し工夫して欲しい。
水辺すれすれで浮遊感を出すとか、人間の特定の部分の温度や、
臭いに反応するとか、いくらでもやり方はあるはずだ。
(体内から獲物を見る目線は笑えたが・・・)
役者でいえば、アンジーの父でもある、ジョン・ヴォイトの不気味さ漂う演技が光る。
良くも悪くも「蛇キチガイ」な様が、見ていて苦笑交じりに伝わってくる。
彼は一体どんなイメージトレーニングをして役作りをしたのだろう?
想像するだけで可笑しい。
【総評】☆13STARS☆ (各項目5点満点で計30点)
脚本★★
演出★★
役者★★★
撮影★★
美術★★
音楽★★
「それでもやっぱり映画が好きです。」