9これぞ、ホントの「抵抗勢力」だ!!

民主党政権となり、自民党は総裁選もほとんど話題に程の野党へと転落。
世間では旧体制軍団の権力はもはや地に落ちたようにみえる中、
このタイミングで浮上してきたのが「鳩山政治献金問題」である。

感のいい方ならば、まさにデジャブを見ている気分だったろう。
今年の上旬、政権担当能力が皆無であることを露呈していた麻生・自民党を尻目に
勢いに乗る小沢・民主党に起きた「晴天の霹靂」の出来事。
そう、小沢一郎が失脚した「西松建設献金事件」である。

これにより、麻生内閣は「巨大すぎる敵かつ次期総裁候補」を一気に闇に葬り、
民主党の勢いは一旦削がれ結果、自民党政権の延命術となった。


当時ニュースでこの事件を知った時には
「いよいよ腐敗した国家権力が
(その黒幕は「官僚」なのか「警視庁」なのか「検察」なのか)
なりふり構わずに既得権益を守る為に民主党を潰しにかかったか」
と腸の煮え繰り返る気持ちでいた。
これは、古代ローマでいうことろの「元老院最終勧告」ばりの、
超権力を乱用しての罪状取りである。

これに連動して「献金を返す」自民の馬鹿政治家共が続出し
(盗んでも、その一部を返還し「私は悪くありません」と開き直れば、
罪はないという幼稚な発想にまた腹が立つ)、
自民党からは小沢一郎の責任追及などをしていたのだが、
それなら「お前の処は殆どが真っ黒で、森や竹下なんかは百回逮捕された位じゃ
収まらないだろうが!」とまたしても頭に血が上った記憶がある。


今回の「鳩山献金問題」でも同じ手口で、
腐りきった保守派の連中は今「民意の厚い政党」を葬ろうとしている。
自身の既得権益を必死で守ろうとするその姿勢は、
またしても「あからさま」で「みっともない」し、なによりも「卑怯」である。
このような姑息で恥ずかしい手口を考えて行動するよりも、
国民の幸福につながることをしてくれよ。
あんたら自称・国の頭脳なんだろうが!

国民の皆様には、メディアぐるみで垂れ流すこのような「恣意的な」報道に惑わされず、
冷静な判断をされることを強く期待する。

そして魑魅魍魎と化した「抵抗勢力」よ、
往生際の悪いことはせずに、おとなしく成仏されたし。