54『ゲッタウェイ（THE GETAWAY）』1994アメリカ

【スタッフ】
監督：ロジャー・ドナルドソン『バウンティ／愛と反乱の航海』『１３デイズ』
脚本：ウォルター・ヒル『ゲッタウェイ』（1972）『デッドロック』
撮影：ピーター・メンジース・Ｊｒ『トゥームレイダー』『ダイ・ハード３』
音楽：マーク・アイシャム『リバー・ランズ・スルー・イット』『ネル』

【キャスト】
キャロル・マッコイ：キム・ベイシンガー『Ｌ.Ａ.コンフィデンシャル』『ナインハーフ』
ドク・マッコイ：アレック・ボールドウィン「レッド・オクトーバーを追え！」『アビエイター』
ベニヨン：ジェームズ・ウッズ『サルバドル／遥かなる日々』『ゴースト・オブ・ミシシッピー』
ルディ：マイケル・マドセン『テルマ＆ルイーズ』『レザボアドッグス』
フラン：ジェニファー・ティリー『バウンド』『ブロードウェイと銃弾 』

【あらすじ】
凄腕の金庫破りなどの能力を持つ窃盗犯男ドクは、仕事仲間ルディーの裏切りに会い、メキシコの刑務所に懲役２０年の刑を受ける。夫を助けるべくパートナーのキャロルは裏組織の権力者ベニヨンに夫の釈放と条件に、裏の仕事を受けることを提案する。
結果ドクは釈放され、ベニヨンと約束したドックレースの金庫破りの仕事を成功させる。
盗んだ大金を持ってのベニヨン宅で、ドクは妻とベニヨンとの間に肉体関係があったことを知る。

【感想】（ネタばれを含みます）
妻が他の男と寝たことを許せない男がその心の傷を癒し、再度妻とやり直しを図ろうとする逃避行劇である。美男美女カップルが奮闘する姿は見ていて不快ではない。
特に40歳を過ぎてなお美しいキム・ベイシンガーは見ていて飽きない。
ゴミ収集車から雪崩打って落ちてくるところや、最後のメキシコで老人から車を買うくだりは見ていてニンマリしてしまうが、それ以外にはあまり記憶に残るシーンはない。

【総評】☆17ＳＴＡＲＳ☆　(各項目５点満点で計30点)
脚本★★★
演出★★
役者★★★
撮影★★★
美術★★★
音楽★★★
「やっぱり映画が好きです。」