さよなら、林田賢太監督。

もしも神がいるとしたら、何の為にこんなことをするのだろう。


林田監督が亡くなった。
悲願の初監督作品『ブリュレ』が劇場公開中の出来事だった。

ようやく一本とり終えて、これからますますの活躍を・・・
という中での出来事だった。
急死だったそうだ。

32歳の若い才能が散った。


映画という同じ道を志す後輩として、
彼の無念さは想像すればする程、胸が張り裂けそうになる。


もしも神がいるとしたら、何の為に彼の命を奪ったのだろう。


人は死ぬ。
いつか絶対に死ぬ。
死ぬ事は恐ろしいことではない。


だがしかし、その時期は何によって決められているのか?

もしも神がいるとしたら、その理由を教えてほしい。


己の、肉体が、魂が、意識が、地上から消えるその日まで、
それがいつか分からないが、その時まで、
精一杯生きよう。精一杯生きよう。



林田監督のご冥福を心よりお祈りします。