12『アメリカン・ギャングスター』リドリースコット監督


これは、最近美しい彼女が出来て順風満帆な日々を送っているショーン・アイマックス氏からの投稿である。

原文をそのまま掲載する。





あまりクライムサスペンスは見ないのだけど、久々に面白かった。
(※ネタばれ的要素を含みますので注意)
時代は70年代、NY・ハーレムで麻薬密売人と、それをおう麻薬捜査局の話。
Kマートなどではアジアから安くて質のよい家電がどんどん入ってきて、アメリカの生産業を圧迫していた。ハーレムの裏組織にも、生産者から直接取引することによって質のよいブツを安く提供する新座者(デンゼル・ワシントン演ずるフランク・ルーカス)が現れた。それを可能にしたのは戦地ベトナムから引き上げる軍組織、買収された警察たち。彼を追う一人の警察(ラッセル・クロウ:リッチー演じるロバーツ)は、ルーカスだけでなく、彼によって不利益をこうむったギャングスター、あるいは警察そのものも追うことになる。何が、正で悪なのか混沌としたハーレムにどうやって彼なりのジャッジを下すのかが見もの。
158分と少し長めの映画ですが、秋の夜長にお勧めの1本です。


【評価 各項目5点満点】
脚本4 演出4 役者4 撮影2 美術2 音楽2
計18/30
それでもやっぱり映画が好きです。