25「地球に暮らそう� 〜豊かに暮らす知恵と術〜 加藤大吾著」

東京生まれの筆者が「森の中で暮らしたい」という夢を叶えるべく、
山梨県都留市に移住した体験から10年を経て、
「実際に生態系の中に暮らしてみたら、何が起こったのか?何を感じたのか?」が
この本には綴られている。

田畑を耕す、家を作る、家畜を飼う等の自然の循環の中で生活する経験は、
同じ日本とは思えないほどに刺激的で驚きに満ちている。


私自身は自然に囲まれた生活に今のところ憧れはないのだが、
「本当に好きなことだけをやっていたら、どんなことが起こるのかちょっと想像してみたい」という
くだりには改めて考えさせられるものがあった。

自分自身が本当にやりたいことに対して、一歩踏み出せない、躊躇している方々は
この本を読むことで、夢に踏み出す力をもらえるかも知れない。

「考えるよりも行動する」その大切さを教えられた本だった。