89『ワイルド・スピードX2（2 FAST 2 FURIOUS）』（2003・アメリカ）

【映画レヴュー】

【スタッフ】
監督：ジョン・シングルトン『ボーイズ’ン・ザ・フッド』
脚本：マイケル・ブラント『ウォンテッド』
撮影：マシュー・Ｆ・レオネッティ『コマンドー』
音楽：デヴィッド・アーノルド『００７／カジノ・ロワイヤル』

【キャスト】
ポール・ウォーカー『南極物語 』
タイリース『トランスフォーマー』
コール・ハウザー『タイガーランド』
エヴァ・メンデス『レジェンド・オブ・メキシコ／デスペラード』
デヴォン青木『シン・シティ』

【感想】（ネタばれを含みます）
最高に趣味の悪い作品だ。
ぼろぼろの脚本に、デボン青木はじめとするひどい演技
(彼女が女優業に転身していたとは知らなかった)が
むなしく２時間という時を刻んでいく。

演出の狙いも分からないし、編集力も前回と比べると落ちていて、
シリーズ２作目は負の遺産ばかりを受け継いだ感がある。
それでも車好きには、たまらない場面が数多くある。
RX7やスカイラインはじめとする高級スポーツカーが数十台乱れて走るシーンなどは、
映画でなければ出来ない芸当かも知れない。

【総評】☆14ＳＴＡＲＳ☆　(各項目５点満点で計30点)
脚本★
演出★★
役者★★
撮影★★★
美術★★★★
音楽★★
「それでもやっぱり映画が好きです。」